無理のない返済額を計算をしてみましょう
先週末は地元中山地区で
『だんごさし』をしてきました。
団子さしとは、小正月(一月十五日)
に行う正月行事のひとつで、
みず木の新芽の枝に上新粉で練って
丸めた団子をさし、豊作や家内安全、
無病息災を祈ります。
コロナ対策で団子をこねず、
ふなせんべいと子供たちは願い事を
短冊にして飾りつけをしました。
お願い事はママには内緒だそうで
恋愛成就的なことだったのかな...と(笑)
伝統行事を通して子供の成長を
感じることが出来ました。
今回は【 無理のない返済額を計算してみましょう 】についてです。
家づくりの総予算は
「いくら貸してもらえるか(融資可能額)」ではなく、
「いくらなら無理なく返済できるか(返済可能額)」
を基準に導き出します。
返済に追われず、新居での暮らしを
楽しむために大切なことです。
「それはわかるけど、無理のない返済額って何?
どうやって算出すれば良いの?」
って思いませんでしたか?
ということで、今回は『無理のない返済額』
について一緒に考えてみましょう。
皆さん、今の住まいの家賃や
維持管理費はいくらですか?
それを支払いながら、新居のために
毎月貯蓄している額はいくらですか?
まずは、この2つの合計を求めます。
そこから、新築後に必要な税金や維持費を差し引きます。
固定資産税や駐車場代などです。
敷地内に駐車スペースを設けるなら駐車場代はゼロ。
固定資産税は土地や建物の資産価値が
わからないと算出できないので、
仮の金額(年額10~20万円程度)を
当てはめてみましょう。
さらに、将来に備えたメンテナンス費用の
積み立て分を差し引きます。
大きな費用が必要になる時期は、
エアコンや照明、トイレなどの
設備機器の寿命の目安である10年後。
そして、外壁や屋根のメンテナンス時期である
15~20年後です。
そのほか、子どもの独立を機にリフォームを
検討しているのなら、
そのための積み立ても必要ですね。
それら、将来に必要になる費用の積み立てを
差し引いた額が無理のない返済額です。
維持管理費の積み立て額って
結構大きいですよね。
それを少しでも減らすには、
長寿命の素材選びが大切です。
それと同時に、比較的容易に入手できるものを
選ぶことも必要でしょう。
例えば、国内で多く流通している設備が
故障しても、部品の調達は簡単です。
しかし、希少性の高いものの部品の調達は困難。
部品を調達できない場合は、設備そのものを
交換しなければならない可能性も考えられます。
さて、いかがでしたか?
無理のない金額が、何となく見えてきましたか?
住宅ローンの返済は長期間です。
その間には、子どもの誕生や独立、
親の介護や自身の仕事環境の変化など、
さまざまな出来事があることでしょう。
そんな変化にも柔軟に対応できるよう、
無理のない返済額での家づくりをしましょう。
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