そのストーブの使い方、間違っているかも!?


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先日お休みの日に子供たちとお外で
芋煮を作って食べました。

この季節にしか体験できないとことを
やろう!と雪の中の焚火。

雪もたくさんさんあるので
かまくらを作ってそこで食べました。

熱々の芋煮を寒い外で食べるのは格別です!

一度やってみたのは、
かまくらにコタツを設置して
入ってみたいと思ってます(笑)

それにはもっと大きなかまくらが
必要なので、大人は重労働になりそうです。

雪国ならではの遊びですね!


さて、今回は・・・
【 その電気ストーブの使い方、間違っているかも!? 】です。



皆さまのご自宅では電気ストーブを使っていますか?

実は、電気ストーブによる火災の約8割は
11月から3月の間に発生しているんです。

そして、電気ストーブ火災による死者の数は、
石油ストーブ火災の死者の3倍に上ります。
(最近山形でも火事が多いので気になっています...)

ちなみに、その原因のほとんどは
使用者の誤った取り扱いや不注意によるものです。


そこで今日は、この冬を安全に乗り切るため、
電気ストーブについてお話しします。



■いくつあてはまりますか?

・購入してから一度も取扱説明書を読んだことがない

・外出時や就寝中もつけっぱなしにしている
 (タイマー使用含む)

・1m以内に燃えやすいもの(カーテン・雑誌など)がある

・たこ足配線や延長コードで使用している

・電気ストーブの上に洗濯物を干している

・近くにヘアスプレーや殺虫剤等のスプレー缶を置いている

・近くでスプレー缶を使う

・不安定な場所(毛足の長い敷物の上など)で使っている

・使わない時もプラグを差しっぱなしにしている

・プラグやコードが傷んでいる

・コードを束ねた状態で通電している

・プラグ上に溜まったホコリを除去せず使っている

・異音や異臭がする

・電気ストーブを使う部屋に火災警報器を設置していない

・その電気ストーブを6年以上使っている


いかがでしたか?

一つでも当てはまっていれば
火災の可能性を否定できません。

お子さんは、机の下に置きっぱなしで
使っていませんか?

外出する際、ペットのために
つけっぱなしにしていませんか?



■掃除の注意点
意外とやっていない方が多いですが、
エアコンやヒーターなどのフィルターを
こまめに掃除機で吸ってあげることも大切です。
(暖房効果もアップして電気代節約にも◎)

・乾いた手で電源プラグを抜いてから行う

・分解しない(外して良いのはガードだけ)

・本体や操作部に水・油・洗剤などを掛けない



■こんな決まりがあります

電気ストーブには、消防法により
「離隔距離」が定められています。

「離隔距離」とは、
火災予防のために必要な安全距離のことです。


前方放射型の場合、
上方100cm以上(落下物の無い場所)、
側方30cm以上、前方100cm以上、後方4.5cm。


自然対流型の場合、
上方100cm以上(落下物の無い場所)、
側方4.5cm以上、前方4.5cm以上、後方4.5cm。


上記は最低ラインなので、製品によっては、
それ以上の離隔距離を取り扱い説明書に記載しています。

火を使わないから安全だと油断しがちですが、
やけどや火災、一酸化炭素中毒による被害者は多いものです。

今の設置場所や使用法に問題がないか調べるとともに、
正しい使い方を家族みんなで確認しておきましょう。


■離隔距離が定められた製品は、まだまだあります。

火災予防のため、重要な意味を持つ離隔距離。

消防庁から各自治体に通知されているものの、
一般の方にはあまり知られていないようです。

今日紹介した電気ストーブだけでなく、
温風暖房機、コンロ、衣類乾燥機、湯沸し器、
卓上型コンロ、電子レンジなど、
家庭内の様々な製品にも離隔距離が定められており、
取扱説明書にも記載されています。


皆さまも良い機会ですので、
それぞれの取り扱い説明書を読み返してみませんか?



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