住まいの10分野の性能
今朝の山形は初雪が降りましたね!
平年より13日遅い観測だったようです。
先週まで比較的暖かい日が多かったため、
今週になりぐっと気温も下がり、
秋から冬へ季節の変化を感じています。
季節の変わり目で体調崩しやすくなります。
十分にお気を付けてお過ごしくださいね。
(今週は片頭痛WEEKになりそうです...)
写真は、昨日の朝子供たちと散歩してる時に
撮った中山から朝日です!
さて、今回は・・・
【 住まいの10分野の性能 】です。
突然ですが、あなたは、
新築住宅の住宅性能表示制度をご存知ですか?
住まいの10分野の性能を
全国の評価機関が評価するもので、
信頼性が高い制度です。
あなたが、業者選びをする際の
参考になると思うので、
評価対象の10項目を紹介させていただきます。
【 構造の安定 】
地震、積雪、暴風などの自然災害は、
住宅に大きな被害を与えることがあります。
被害を最小限に抑えるために
欠かせないのが構造の安定です。
建物の損傷や倒壊を防げるかどうかは、
柱、はり、主要な壁、基礎などの
構造躯体の状況次第です。
【 火災時の安全 】
命や身体、財産を火災から守るには、
自宅からの出火を防ぐだけではなく、
もらい火による被害を防ぐ性能が求められます。
【 劣化の軽減 】
住宅は、水分や紫外線、空気中の
汚染物質などの影響を受けて
年々劣化していきます。
劣化の進行を遅らせるための対策は、
住宅会社によって異なります。
【 維持管理更新への配慮 】
柱や基礎などの構造躯体は、
建物の中でも特に耐用年数が長い部分です。
一方、配管や内装などは、
それほど耐用年数が長くありません。
耐用年数が長くないということは、
定期的に点検や補修などの維持管理、
更新工事を行わなければならないということ。
それらの作業をしやすい環境を
新築時に整えておきたいですね。
【 温熱環境 】
少ないエネルギーで効率よく
冷暖房を行える住宅は、
光熱費節約だけでなく、
シックハウスの被害を防止できます。
地域によって気象条件が異なるので、
あなたの新居の気候に合った
住まいづくりをしましょう。
【 空気環境 】
建材や設備から発生する化学物質だけでなく、
ホコリやダニ、二酸化炭素や一酸化炭素など、
住まいの空気を汚染する原因は多いものです。
心身の健康を守るには、安全な空気は不可欠。
安全な材料を使っているか、
窓は風の通り道を意識しているか。
その業者が採用しているのは、
あなたがメンテナンスしやすい換気設備か、
チェックしましょう。
【 光・視環境 】
窓の役目は換気だけではありません。
光を取り込んで目の負担を減らしたり、
景色を楽しむことによる開放感や
癒しも求められます。
しかし、窓の面積や性能は、
耐震性や断熱性、防音性などに
大きな影響を与えます。
【 音環境 】
足音や話し声、隣家や道路から聞こえる
騒音など、場合によっては
トラブルの原因になる『音』。
楽器の演奏が趣味、近くに幹線道路がある、
深夜勤務の家族がいるなど、防音対策が
必要な状況なら、音の大きさに見合った
対策を考えておきましょう。
【 高齢者等への配慮 】
年齢だけでなく、病気やケガが原因で
身体機能が低下することがあります。
その際、介助に必要なスペースや、
手すりなどの設備が充実していると、
生活がとても楽になります。
【 防犯 】
開口部(=侵入経路)の多い
一戸建てに防犯対策は欠かせません。
破壊しにくい部材、開錠しにくい
ドアキーの採用なども検討したいものです。
住まいの性能と聞くと、
耐震性とか断熱性など、
比較しやすい性能を意識しがちです。
しかし、こんな評価法を知ると、
新たな視点から家づくりを考えることができます。
あなたが気になっている業者が
長期的な視野で家づくりを
考えているかどうかも、
きっとわかると思いますよ。
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