人生100年時代に向けた家づくり
先日は「母の日」でしたね!
最近ではお花だとカーネーションだけではなく、
紫陽花や寄せ植えなんかも人気のようですね。
我が家の子供たちからは
幼稚園で作ってくれた
長男は似顔絵のストラップ、
次男からは似顔絵をもらい
ジーンとしてしまいました。
また、午後からは一人時間をもらい
撮り溜めしたドラマを一気に見て、
パパと子供たちで夜ご飯を作って
くれるという至れり尽くせりな日でした。
パワーをたくさんもらったので
やる気満タン!
仕事とママ業も頑張りたいと思います!
さて、今回は前回の続きの【 人生100年時代に向けた家づくり 】です。
先日インターネットを見ていたら、
日本社会の人生100年時代の特集の記事を見つけました。
今の日本では全人口の25%以上が
65歳以上の高齢者であり、さらに
15%近くは75歳以上だそうです。
医療の発達、栄養状態や
衛生環境の改善などによって、
人生は100年時代を迎えており、
ひとりの人間の人生が100年続く
となったとき、教育、多様な働き方、
無形資産が必要だと書かれてありました。
この問題には政府が国家的な課題として
取り組んでおり、教育から働き方まで
関係してきます。
私たちの住宅業界でも、
高齢者にやさしい家づくりというものが
1つの課題となっており、
高齢者向けの仕様=バリアフリー住宅
に関して、最近はお客様から
お問い合わせも多く頂戴します。
当社に家づくりをお任せいただける方の中で、
最も多いのは30代の子育て世代、
次に多いのが50~60代の建て替え世代です。
建て替え世代の方はやはり
ご自身たちにとって暮らしやすい家をと、
また30代の方の中で親御様と
同居される方からは親御様のためにと、
バリアフリーの仕様に関心を持たれます。
親御様と同居されない30代の方も、
多くの方が組まれる住宅ローンを
払い終える頃には50代60代です。
その時の暮らしを視野に入れて、
今からバリアフリーを見込んだ
家づくりの相談をされる方が
最近では多いです。
では、高齢者にやさしい家づくり・
仕様とはどのようなものがあるでしょうか。
以下は、当社でお客様から
ご相談を受けた際に対応している、
高齢者向け仕様の一例です。
<玄関周り>
・玄関ドアを車いすが出入りできるよう、
幅90cm以上確保
・玄関を車いすが出入りしやすいよう、
上がり框の段差を低くする
・アプローチ部分に手すりを設置する
<廊下>
・車いすでの生活を考慮し、
廊下幅を90cm以上確保する
・車いすでの生活を考慮し、
へこみや傷のつきにくい、
強度の高い床材を使用する
・歩きやすいよう、
廊下の壁に手すりなどを付ける
他にも、住宅をコンパクトにまとめた
ワンフロアで完結する廊下のない間取り
というのも最近は人気です。
<居室>
・つまずきにくいよう、敷居の段差をなくし
フラットな床にする
・寝室は、トイレに近い場所に設置する
・居室内に手すりを設置する
<浴室>
・動きを補助するための手すりを設置
・出入り口の段差をなくす
・浴槽をまたぎやすいように、
45cm以下の高さにし、欲槽底と
洗い場の高低差をなくす
・滑りにくい浴室床材を使用
<トイレ>
・体を支えるための手すりを設置
<扉・照明・コンセント>
・扉を、開閉しやすい引き戸にする
またはレバーハンドルを付ける
・照明のスイッチを、使いやすい
ワイドスイッチにする
・コンセントの位置は深くしゃがまなくても
いいように床から約40㎝のところに設置する
もちろんお若いご家族が、全てを
新築の時から組み込む必要はないかもしれません。
しかし今はお若い方も、いずれは
必ず高齢者となります。
ある研究では、
「2007年に日本で生まれた
子供については、107歳まで
生きる確率が50%ある」とのことです。
また、日本は健康寿命が世界一の国です。
家づくりはライフプランを家族で
たくさん話し合う良い機会にもなります。
家づくりをしていく中で疑問や
不安がたくさん出てくると思います。
その一つ一つを解消し、納得した上で
家づくりを進めていってほしいと考えています。
小さな不安や疑問も私たちにぶつけてくださいね!!
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