暮らしやすい間取りのために 2
6月の衣替えの前に、タオルやシーツ、
枕カバーなどリネン類の整理をするのもいいですね。
そろそろ引退の潮時を迎えてきたシーツや、
一度も使っていない頂きもののタオルなどを
処分して、リネンの収納をすっきりさせましょう。
欧米ではタオル、シーツ、テーブルクロスなど、
布ものは1か所に、たいていは廊下にある
リネンクローゼットにまとめて収納するのが一般的。
使う部屋に使うものを収納しておくのも効率的ですが、
リネン類のように量が多いものは、それぞれの部屋に
なかなかストックを置けないこともあるので、
家のどこかに専用のクローゼットをつくってみるのも
ひとつのやり方です。
ぜひ試してみてくださいね!
さて、今回のテーマは、
【 暮らしやすい間取りのために 2 】についてです。
前回、お家を建てる時の間取りについて、
気を付けておきたいポイントをご紹介しました。
家づくりをする上では、
こういったポイントと併せて、
ライフスタイルに合わせた
部屋の配置が重要となってきます。
今回は、部屋の配置について、
メリットやデメリットと一緒に
ご紹介します。
1.家族とのコミュニケーションを大切にする方へ
~玄関からリビング・ダイニングを通って
各部屋へ行く部屋配置
玄関から家に入ると、まずリビング・
ダイニングがあり、そこから
和室や風呂・トイレ、2階への階段へ通じるタイプです。
2階は子供部屋や主寝室となります。
この間取りでは、外から帰ってきて
自室に行くときや、移動の際に必ず
リビング(ダイニング)を通るため、
家族で顔を合わせる機会が多くなります。
そのため、親(母親)が子供達の動きを
把握しやすく、家族の知らない間に
外に出ていったり、いつの間にか
帰宅していたりということ少なくなります。
動線か重なることで顔を合わせる機会が
増えるので、家族間でのコミュニケーションが増えます。
また、廊下スペースが少なくなるので、
その分リビングが広く使えるという
メリットもあります。
ただ逆に、家族がお風呂に行く場合などにも、
家族がいるリビングを必ず通るため、
家族1人1人の生活を大切と考える
ご家庭には不向きかもしれません。
来客者が来た時場合や宿泊する場合に、
生活の中心であるリビングを必ず
見られることになり、お互いの
プライバシーが守られにくい間取りでもあります。
2.家族一人ひとりの生活を大切にする方へ
~玄関から直接各部屋へ通じる部屋配置
玄関から家に入ると、廊下を通り、リビング・
ダイニング、階段、和室、風呂・トイレ
といった各部屋に直接行けるタイプです。
2階は子供部屋や主寝室となります。
この間取りは、家族各々のプライバシーを
守りやすい部屋配置です。
子供に静かな勉強部屋を与えたい、
親の仕事の時間が不規則なため家族に
生活を干渉したくない、など
1人ひとりの生活を大切にしたいと
考えるご家族向きです。
また、来客があったり宿泊したりする場合にも、
お客様のプライバシーが守られやすい構造です。
しかし、親が子供たちの行動を把握しづらく、
子供が知らない間に外に出たり、
帰ってきたりしている、また廊下が必要なため、
その分のスペース確保が必要になる、
といった懸念点も出てきます。
3.来客を大切にしつつ家族コミュニケーションも大切にしたい方へ
~玄関から直接リビング・ダイニングと和室へ通じ、
リビング・ダイニングから他の部屋へ通じる部屋配置
玄関から家に入るとリビング・ダイニングと
和室それぞれに行け、リビング・ダイニング
からを通り抜けて風呂・トイレや
2階に通じる階段に行けるタイプです。
2階は子供部屋や主寝室となります。
先にご紹介した1.2.のメリットを
併せ持ち、来客を大切にしつつ、
家族のコミュニケーションも大切にできます。
ただし、来客が宿泊してお風呂を使う場合や、
トイレを使用する場合は、
リビングに入らなければなりません。
この部屋配置は、応用をきかせることができ、
お風呂やトイレは、来客がリビングに入らずに
使えるよう廊下の先に配置したり、
また子供が外から汚れて帰ってきた時に、
汚れをリビングに持ち込ませずそのまま
お風呂に行けるように、玄関からすぐに
お風呂だけを配置したりすることもできます。
これらのように、私たちは当社を訪れる
ご家族の数だけ間取りは存在するものだと考え、
お客様のこれまでのライフスタイルや、
これから希望するライフスタイルを
細かく伺うことで、お客様一人ひとりにとって
最適な間取りをご提案できるよう努めています。
上山市・山形市・南陽市で住宅をお考えの方
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