資金の話③ ~変動金利と固定金利、後悔せずに選ぶポイント その2~
先日は子供たちのお遊戯会がありました。
長女が年長で幼稚園の最後のお遊戯会で
笑顔で楽しそうにお友達と演劇をしていました。
4年もお世話になっていると、
周りのお友達も我が子のように可愛く、
以前と比べての成長ぶりを見ると
感銘を受けました。
毎日の子育ては振り返る暇もなく慌ただしいですが、
子供の成長は早く、あっという間に過ぎていってしまう。
今を大切に過ごし、子供たちには、残り少ない
園での生活を楽しんでもらいたいと感じました。
資金の話②では、固定金利と変動金利の
メリット・デメリット について
簡単にお話ししました。
今回は、
「ミックスプランと固定期間選択型住宅ローンを
借りることは必ず後悔する!!」
と題して話を進めていきます。
それでは、金利のタイプについておさらいしましょう。
【 変動金利 】
・固定金利に比べて金利が低い
・金利が変動する可能性がある
【 固定金利 】
・変動金利に比べて金利が高い
・金利は返済終了まで決まっている
そして、「どっちつかず」なミックスプランと
固定期間選択型について新たにお話しします。
【 ミックスプラン 】
・例えば、2000万円の住宅ローンを借りる場合に、
1000万円は固定金利で、残りの1000万円は
変動金利で借ります、というようなプランです。
このような、2つの金利タイプを混ぜた住宅ローンを
ミックスプランといいます。
【 固定期間選択型住宅ローン 】
・始め決めた期間は固定金利、
後で変動金利になる住宅ローン
それでは、
「どっちつかずなローンを選択すると必ず後悔する」
理由についてお話します。
ローンを組む時には、
変動金利 < 固定金利
となります。
つまり、後で変動するということは、
固定金利の期間は
固定金利 < 変動金利
とならない限り損なのです。
例を用いて検証しましょう。
例. 2000万円借入 35年返済 元利均等
変動金利0.6%
10年固定1.2%
11年目から変動
と比較してみましょう。
①10年後金利の変動なしの場合
→ 変動のみにした場合と比べて、 約111万円の損
②半年ごとに変動金利0.03%アップの10年後
→ 変動のみと比べて、 約59万円の損
③半年ごとに変動金利0.06%アップの10年後
→それでも、変動のみと比べて 約10万円の損
このような結果になりました。
それならば、始めから変動金利を選んで月々の支払いを楽にし、
金利が低い間に浮いたお金を運用するほうがずっとお得です。
まとめ
【 どっちつかずな住宅ローンは後悔のもと。 】
毎月のセミナー(勉強会)でも、
ローンについてお話します。
セミナーにお越しいただいた方でないと
お伝えできない内容もありますので、
ぜひ足をお運びください。
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