【スッキリ暮らす】親がやってしまいがちな片付けあるある
ベルズハウジングの鈴木杏奈です。
先日、熊野大社へお参りに行ってきました。
初めに感じるのは、入口にある大きな
イチョウの木が堂々と立っている姿は
とてもパワーを感じ、圧巻です。
神社内にはたくさんの風鈴が飾られており、
風鈴の音が響いており、
聞いているだけで涼しげでした。
子供たちは初めて風鈴を見て、聴いて
「綺麗な音と色だね」と言っていました。
子供たちにはその時期でしか感じられない
体験をたくさんできればいいなぁと感じました。
お時間あれば、ぜひ行ってみては
いかがでしょうか。
さて、今日の【スッキリ暮らす】
のテーマは、
「親がやってしまいがちな
片付けあるある」です。
少し前に小学校5年生くらいの
娘さんがいるお知り合いのお母さんが、
私にこう質問しました。
「ちょっとお伺いしたいのですが、
私のやり方と、娘のやり方、
どちらが正しいのでしょうか?」
聞けば、お母さんのやり方は、
引き出しに服を立てて並べる収納方法。
そして、娘さんは、
引き出しに平たく畳んで重ねる収納方法、との事。
「娘の方法だと、取り出しにくいと思うんですが、
言うこと聞かなくて。
どちらがいいんでしょうか?」
私がまずそのお母さんに質問したのは...
「娘さんの衣類を管理しているのはお母さんですか?」
「いえ、娘です」
「では、娘さんがやりやすい方法で、
やり方を好きなように任せることは難しいですか?」
「いえ・・・そんなことはありません。
娘に任せれば、いいんですよね。
ありがとうございました。」
子供といえど、
小学校5年生にもなれば、
自分なりの意思が、かなりハッキリしてくるもの。
引き出しに平たく畳んだ衣類を
重ねる理由について尋ねてみると、
「服がシワになるのが嫌だから」とのことでした。
「選びやすさと取り出しやすさ」を重視した
立てて並べる収納方法のお母さんは、
全く違う価値観だったというわけですね。
結局、そのお母さんは、
娘の精神的自立を認めることにしたものの、
とはいえ、今までの自分が育ててきた「小さな我が子」が、
自分の「やり方」と違う「やり方」を、
断固として選んだことに、
多少なりともショックを受けたようでした。
このように、片付けにおいて、
母と子の意見の違いが浮き上がることは
珍しくありません。
しかしながら、たとえ経験豊かな母親から見て、
自分の子供のやり方が非効率的な事と
見えたとしても、しょせん子供の空間なんだし、
せっかく自分の意志でやろうとしているんだから、
広い心をもってその行動を評価して
あげようじゃありませんか。
本人が「これ、失敗だな」と気が付くまで、
見守ることができるのも、
極プライベートな『片付け』という分野だからこそ!
(これが就職か結婚なら、
そうはいかないかもしれませんよ~)
思いっきり、自由に考えるチャンスを
与えてあげてください。
これぞ、ノーリスク・ハイリターン!
ということで、
片付けに関してのストレスを出来るだけ
少なくするためにも、親子そろって
「片付け」に関して話をしてみるのも
いいのではないでしょうか。
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