外壁の種類とメリット・デメリット

さすがに猛暑日は体にこたえますね・・・

家の中での熱中症対策はご存知でしょうか?
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室内でも熱気や湿気がこもりやすいところは要注意

家の中のお風呂場、洗面所は洗濯機や
乾燥機の熱がこもりやすく湿気もあります。
このような場所で長時間過ごすときは
注意がしましょう。

入浴後の脱水に注意したり、
室内にいてもこまめな水分補給が必要です。

また、睡眠不足や寝汗も影響することも!

エアコンを上手に使いながら対策をしながら
夏を楽しみたいですね♪





さて、今回のテーマは、
【外壁の種類とメリット・デメリット】です。


家を外から見たときに、最も目につく
部分の一つが「外壁」です。
屋根とともに、住むお家のデザインを
形作っています。
黒や白系の外壁のお家はスタイリッシュ
になりますし、赤やピンクがかると
ファンシーに、茶色っぽいと温かみが感じられます。
では、この「外壁」にはどんな材料があって、
どんな特徴があるのでしょうか。


今回は私たちがお客様にご説明させて
いただいている「外壁」の種類と特徴
をお伝えします。



<窯業系サイディング>


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窯業系サイディングとは、セメントに
繊維などを混ぜて板状にした14~16mmほどの
厚さ(地域によって例外あり)の外壁材です。

コストパフォーマンスが高く、7~8割の
住宅にはこの外壁材が使われています。
豊富なカラーバリエーションやデザインも魅力です。
3,000~10,000円/㎡が目安で、
5~7年でシーリング(継ぎ目)の劣化をチェックし、
必要に応じて塗装を塗り替える必要があります。



・親水性サイディング


 窯業系サイディングの中でも特別な
塗料を塗布し、雨のような水で汚れを落とす
サイディングです。15~30年の耐用年数があります。


・光触媒サイディング


 親水性サイディング同様、特別な塗料を
塗布し、太陽光の力で汚れを分解し、
雨で流すサイディングです。
耐用年数は親水性サイディングと
同じくらいですが価格は2割ほど高くなります。


○メリット
・バリエーションが多い
・コストパフォーマンスが良い
・防火性が優れている
・工期が短い

△デメリット
・防水機能が無い
・蓄熱性が高い
・シーリングのメンテナンスが必要



<金属系サイディング>


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金属系サイディングは、スチールや
アルミを主な材料とした、15mm程度の
厚さの壁材です。軽くて建物にかかる
負担が少ないので、重ね張りで
リフォームに使われるケースも多いです。
ただ表面が薄いため、キズつきやすい
デメリットもあります。また、金属製と
いうことで凹凸を大きくできないため、
シンプルでスタイリッシュな
デザインが多いです。
価格はアルミニウム製が5,000~8,500円/㎡、
ガルバニウム鋼板製が3,500~6,000円/㎡程度
が目安です。サビにくい加工はされていますが、
10~15年での再施工を目安とします。


○メリット
・断熱性が優れている
・耐震性が優れている
・耐凍害性が優れている
・コストパフォーマンスが良い

△デメリット
・傷がつきやすい
・サビが発生しやすい
・酸性雨、塩害被害を受けやすい



<タイル>


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粘土や石材を細かく砕き、焼き固めた
外壁材で耐候性や耐久性、メンテナンス性に
非常に優れています。サイディングを下地に使い、
その上に外壁タイルを接着剤で貼り付ける
工法が主流であるため、サイディング+
外壁タイルで二重に初期コストがかかります。
しかしメンテナンスのコストまで含めると
20~30年程度でタイルの方が割安になるようです。
タイルの一番の特徴は、高級感と耐久性です。


○メリット
・耐傷性が優れている
・耐水性が優れている
・耐候性・耐汚性が優れている
・耐久性が高いためメンテナンスフリー

△デメリット
・初期費用が高い
・施工の難易度が高く、職人の熟練度が左右
・剥離した場合の危険性



<セメントモルタル塗り>


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いわゆる「塗り壁」の一つで、
工場で作られた製品では出せない、
質感や無限の表現が魅力的です。
継ぎ目がないため、一体感のある外観を
表現できます。防水シートの上のラス張り
(金網)下地に下塗り、中塗り、
上塗りの3回塗装をしますが、
職人さんの熟練度によって仕上がりが
変わってきます。


○メリット
・デザイン性が優れている
・耐久性が優れている
・シーリング劣化の心配が無い

△デメリット
・防水機能が無い
・ひび割れが起こりやすい
・汚れが目立ちやすい



<羽目板>


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木材を使った外壁材です。
反りや乾燥収縮が起こりにくく、
比較的水に強いスギやヒノキを使います。
暖かみがあり、趣のある外観に仕上がります。
ただ、住宅密集地では火災対策を講じる
必要があるので、使用が制限されている
ケースも多いです。
また、板を一枚ずつ張っていくため、
職人の技量も重要であり、それによって
施工費も上下します。



○メリット
・環境にやさしい
・メンテナンスを行えば耐久性が極めて高い
・張り替えが簡単
・重量が軽いため家への負担が軽い
・調湿効果がある

△デメリット
・メンテナンス(塗装)が定期的に必要
・日差しに特に弱い
・自然素材のため、模様に若干のバラツキがある。
・動きのある素材のため伸縮が激しい
・メンテナンスの頻度が他の外壁より多い
・燃えやすい



それぞれの外壁の特徴を良く理解していただき、
お客様の好みやライフスタイルにマッチ
したものをご利用頂けるよう、私たちは時間をかけて
お話させていただいています。





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