地震への強さ
先月、新潟・山形でも大きな
地震がありました。
海沿いの揺れが強かったため、
瓦屋根で崩れた家が多かったようです。
今も復興に向けて頑張って
いらっしゃると思います。
今回被害にあわれた方々の1日でも
早い回復、復興を願います。
今回は【地震への強さ】をテーマに
家の地震の備えを考えていきます。
最近お客様から多く頂くご要望の中に、
「災害に強い家」と「かっこいい家」
というのがあります。
家づくり以外でもよく言われる
ことですが、「デザイン性」と
「機能性」はなかなか両立しないと
思われている方が多くいらっしゃいます。
機能性というのは、家づくりの場合、
「災害への強さ」ですね。
災害といっても色々ありますが、
例えば地震に関して言うと、
「耐震等級」という言葉があります。
これは地震への強さを表す数値で、
1~3で表示されます。
ここまではご存知の方も多いのですが、
では、耐震等級1~3とは、どのような水準なのでしょうか。
家づくりに関する決まりでは、
耐震等級1・・・建築基準法(法律)と同程度
耐震等級2・・・等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる
耐震等級3・・・等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる
となっています。
これだけ見ると、、、なにやら難しい
表現に見えますね(^^;
この耐震等級1というのは、
震度6強~7レベルの、数百年に一度
発生する地震でも倒壊・崩壊せず、
震度5強レベルの、数十年に
一度発生する地震に対しては、
損傷もしない水準です。
さらに、ここで言う
「数百年に一度発生する地震」とは、
阪神・淡路大震災相当の地震です。
ちなみに、耐震等級2とは、
病院や学校などの耐震水準で、
耐震等級3になると、
消防署や警察署といった
防災拠点の耐震水準になります。
お問合せされる方の中には、
「耐震等級1だと、全然地震に
耐えられないのではないか」と不安に
思われる方もいらっしゃいますが、
実は「阪神・淡路大震災相当の地震でも
倒壊しない」レベルなのです。
もちろん、耐震等級が上であることに
越したことは無いですが、家づくりの
際に「デザイン性」と「災害への強さ」、
それと「予算」で悩まれることが
ありましたら、この耐震等級についての
基準も思い出してみてください。
耐震等級1は、阪神・淡路大震災相当の
地震でも倒壊しないレベルです。
当社での家づくりをされる方とは、
「デザイン性」「災害への強さ」
「予算」この3つとも
満足できるよう、じっくりご相談を
させていただいています。
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